私の船長さん(ジーシープレス)

棚の上に置かれている小さな人形。彼女がいる棚の下の窓枠にいる一艘の漁船。彼女はいつかその船の船長さんが私に会いにやってくるのではないかと夢想する。
ゴフスタインの優しいタッチで淡々と語られるロマンスはとても愛らしい。人形たちが静かに織りなす一編の詩的物語。