
火薬を使った芸術作品などで世界的に有名な蔡國強。日本にも滞在経験がありそこで出会った実業家の志賀忠重。二人の友情が紡ぎ出す予想もつかない冒険と壮大なプロジェクトを描いた物語。
と書くとまぁそうなんですけれど二人の人物はもちろんその他に登場する人達それぞれが個性的かつ魅力的で、生きることはアートで冒険なんだと思わせてくれます。
辛いし疲れることも多い世の中ですがそれでも「信じたい」そう思える一冊です。プロローグのかっこよさよ!
第16回開高健ノンフィクション賞受賞作。
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