
コンビニって便利ですよね。いつも開いてるし、お菓子、食べ物を中心に温かいものからよく冷えたものまで。空間として一つの完成形をみているようでもある一方、蛍光灯の白い光で照らされている空間にはいつも何かが足りないような気持ちにもなったりします。
『コンビニ人間』はそんなコンビニこそ自分と社会をリンクさせてくれると信じた女性の物語です。他人とのズレを認識できないまま展開される物語は恐怖を覚えると同時におかしいのはどっちなんだろう?とふと我が身を省みてしまいます。2016年芥川賞受賞作。
Today’s book is a strange story of a woman who works part time at a convenience store. She believes she becomes a part of the world when she is working.
There is a question “what is being ordinary?” This book won the Akutagawa Award in 2016.