
「あしたのための本」と銘打たれた絵本シリーズの中の一冊『独裁政治とは?』。40年以上前にスペインで出版された絵本が新たなイラストでよみがえりました。
読んでてあれ?本当に40年前?と既視感におそわれる言葉がたくさん。
「独裁者はいつだって、りっぱなもの、とにかくりっぱなもの、なによりりっぱなものが好きなんだ」
「独裁者は、なかまには気前よく、賞をあたえたり、土地をプレゼントしたりする」
なんて本当にどこかの誰かみたいだなと思ってしまいます。
巻末のオリジナルのコラムでは悪者はわかりやすく登場しないと綴った後に続く『「これが独裁だ!」という常識の後に必要なのは「これも独裁かも」という健全な猜疑心かもしれない』という言葉はまさに!
大人も子供もみんな是非読んでみてください。
Today’s picture book is talking about Dictatorship.
Originally this book was published about 40years ago in Spain. But It is still new. When we read this book, we feel a kind of ”déjà vu”.
After you read this book, how about comparing this book with your government?