『百年の孤独』を代わりに読む(友田とん)

W杯で日本と戦ったコロンビアを代表する作家ガルシア・マルケスの代表作といえば『百年の孤独』ではないでしょうか?世界的ベストセラーにもなった本作ですが日本人には馴染みの薄い名前の登場人物達に加えて同じ名前の別人がたくさん出てきたりと読み通すのに骨が折れる作品でもあります。

「『百年の孤独』を代わりに読む」はタイトルの通り『百年の孤独』を作者が代わり読んでいます。けれどこの作者、ただ本筋を追うのではなく、ドリフに『きのう何食べた?』に落語に『新婚さんいらっしゃ~い(語尾上げ)』にと脱線と妄想が重なっていき、読者である我々をさらなる読書世界へと誘います。

『百年の孤独』を読んだ人にもこれから読もうと思っている人にも読み始めたけど挫折した人にもオススメの一冊です。

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