萩尾望都がいる(光文社)

花の24年組を代表する一人として1970年代に活躍し、今も第一線で精力的に作品の発表を続けている漫画家萩尾望都の評論『萩尾望都がいる』。SF評論家による評論なのでSF作品、また所謂少女漫画におけるSF作品とは、といった論考に多くのページが割かれていますが生い立ちや大泉時代そして親子関係についても触れており幅広い論考となっているだけでなく萩尾作品の幅の広さと深さを改めて知れる一冊です。
『百億の昼と千億の夜』の阿修羅は店主も大好きです。あと『11人いる!』のフロル。

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