軍事政権下のソウルでは信号無視した歩行者など軽犯罪を犯した人を捕まえバスに収容し裁判所に連れていっていました。『うさぎと潜水艦』はそのバスの中での出来事を描いた短編です。無断行商に男女の諍いなど様々な理由で収容された様々な人たちが窓の締め切った暑い車内繰り広げるやりとりは徐々にヒートアップしていき、思いも掛けない結末を迎えます。
韓国語原文の掲載している「韓国文学ショートショート」シリーズの一冊です。
このシリーズは訳者による解説がついていて、それが作品世界の理解をより深いものにしてくれるのでとてもいいです。
Today’s book describes a day in Seoul under the military regime. The story begins in a bus that houses miner criminals such as jaywalkers. It is hot inside the bus, and people are gradually getting heated up…
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