
1969年に暮しの手帖社さんから出版され今も読まれ続けている『戦争中の暮しの記録』という証言集があります。
『戦中・戦後の暮しの記録』は同社が2017年に募集し、集まった2,390編から157編をまとめた一冊です。終戦直後の前作では取り組めなかった戦後の暮しの記録や終戦から70年が経過した今だから書けることなどが掲載されています。冒頭の「ちょっと着てみてくれないか」などはそこに既に銃弾はないにも関わらず私たちの胸をえぐります。
戦争はいつだって私たちのささやかな生活を奪うだけのもの。改めてそう思います。
Today’s book is a collection of testimonies during and after the Pacific War. Mainly the testimonies are by ordinary people who lived wartime modestly.
Whether win or lose, war is just a violent force that takes everything away, We think.
冒頭にあげました『戦争中の暮しの記録』もまたその時しか書けなかった記録でありオススメです。