漱石の地図帳（大修館書店）

この週末は当店近くの水稲荷神社にてお祭りがあるようです。この水稲荷神社は夏目漱石の『彼岸過迄』にも登場しています。漱石の作品にはその作風もあり、ご自身が過ごされた場所が小説にもよく出てきます。『漱石の地図帳』は漱石と漱石の作品にまつわる場所をその作品と絡めて紹介しています。

馬場に早稲田に松山、果てはパリからロンドンまで世界を巡ります。作品を片手にその場所を訪れるもよし、漱石がいた当時を想像しながら場所を巡った後に本を開くのもよし。夏目漱石を知りたい、もっと知りたい人へお勧めの一冊です。