犬を飼う そして…猫を飼う(小学館)

「動物を飼いたいんだ」という人が身近にいたらそっと差し出したい短編があります。それは谷口ジローの『犬を飼う』という老いた愛犬との最後の日々を描いた短編です。生き物と暮らすことは本当に素晴らしい事で楽しい。でも同時に面倒で大変なこともあるし、別れは身を切られるような痛みを伴います。その事をわずか44ページで余す事なく教えてくれます。

『犬を飼う そして猫を飼う』には本作の続編『そして猫を飼う』など動物に関わる4話+エッセイを収めています。作者の犬との暮らしを綴ったエッセイは必読です。