九月、東京の路上で(ころから)

1923年の今日9月1日の関東大震がおきました。この地震で10万人以上の方が亡くなりました。その中には地震ではなくデマなどによって扇動された民衆に虐殺された朝鮮人も含まれています。
『九月、東京の路上で』は「なぜそれが起こった」ではなく、それが起きたという証言を丹念に集めています。そこから浮かび上がって来るのはデマの恐ろしさとかではなく、知らぬ間に撒かれているデマを受け入れる素地の存在です。
それはヘイトスピーチの様なものよりも時にはもっと静かに忍び寄って来ます。名もなき毒の様なものから自分を守る術は読解力とか客観性とかを育むことでそれってやっぱり本を読むことなんじゃないかないかなぁと店主は思います。