耳かき仕事人サミュエル(青林工藝舎)

耳かきって気持ちいですよね。特になんか詰まってるなぁというのがバシッと取れた時の爽快感たるや天にも昇る気持ちです。そんな耳かきにも恐るべき一面が。。。『耳かき仕事人サミュエル』は耳底の秘めたる部分にあるツボを刺激し人の生死を操る耳かき仕事人の物語です。

ヘタウマの極致といっても過言ではない堀道広さんの漫画は時にはぁ?時にくすりとなったりと目まぐるしく変わるのですが、一度読み出したら最後、読者の心を掴んで離す事はありません。全体的にふふふっとなるお話なのに時々信じられないくらい鋭い展開をみせるこの物語。

知らない人に耳をかいてもらっているような、心地良いようなドキドキ不安になるような気持ちになる一冊です。