アンダーグラウンド(講談社文庫)、「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

23年前の今日320日。東京の地下鉄にサリンという毒ガスが散布されるというテロ事件が発生しました。そのわずか2日後警察はオウム真理教に対する強制捜査を実施し、地下鉄サリン事件を含むオウム真理教の多くの犯罪行為が明らかになりました。あの時地下鉄に乗っていた人たちにその日何があったのか?どんな目にあったのかを作家の村上春樹がサリン事件の被害者など関係者へインタビューを重ね『アンダーグラウンド』という一冊の本にまとめました。またドキュメンタリー監督の森達也はサリン事件以降のオウム真理教への取材をドキュメンタリー作品に仕上げ、その時のことを『「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔』にまとめました。

店主はこの無差別テロ行為を容認することはないですし後遺症に苦しむ方々のお話を聞くにつけ加害者への憤りすら感じます。それでも被害者の方の様々なコメントや、森さんを通して見えるオウム信者の人々やマスコミや警察の様子を見ていると、店主はどちら側にもなりえた自分というものに気付き身体中の血液がさーと引いていくような感覚を覚えます。