ペルセポリス(バジリコ)

昨年末にイランで突如始まった反政府デモは年明けには全国規模にまで拡大し、ついには死傷者も出るような事態にまでなっています。今イランで何が起きているのか?誰がデモを指導しているのか?を正確に判断するのはなかなか難しいですが、イランの現在の体制のイスラム共和制とは何か?その一片ではありますがより深く体験に近い形で知る事ができる本があります。

『ペルセポリス』の主人公のマルジは1979年の革命後のイランを経験し、一時期渡欧したもののまた90年代のイランを経験します。あくまでの個人の視点からのということになってしまいますが、その日々を我々に近い感覚で教えてくれます。もちろん今回のデモは本に出てくるエピソードとは直接は関係がないと思います。しかしながらそれまでの出来事が今につながり、今は未来へと続いていきます。その流れを我々は歴史と呼ぶのだと思います。

イスラムとは何かについてもう少し深く知りたい方には『となりのイスラム』もぜひどうぞ。